「World Championship 2017」優勝チームの「ttigers」選手がついに正式リリースされた「5V5モード」を解説!

「World Championship 2017」優勝チーム「Tribe Gaming」の「ttigers」選手が『Vainglory(ベイングローリー)』5V5モードについて解説した記事が公開され、その記事を、eStream所属のゲームキャスター「Mokson」氏が翻訳しました。

2018/03/05 18:46

「5V5モード」を「ttigers」選手が解説!

世界的モバイルMOBAタイトル『Vainglory(ベイングローリー)』にて、ついに「5V5モード」が正式リリースされました。

それに伴い、「World Championship 2017」優勝チーム「Tribe Gaming」の「ttigers」選手が5V5モードについての解説を公開!ぜひ、5V5モードの理解を深めるために、「ttigers」選手の解説を見ていきましょう!

「5V5モード」のシステムについてはこちら

「ttigers」選手「5V5モード」コラム

最近、SEMCは、3.0パッチにて長く切望されていた『Vainglory』5V5をリリースしました。

全く新しいユニークなマップと、ヒーローへの大きな変化に伴い、5V5のメタはかつての3V3より多くのプレイヤーにとって未知なものとなりました。

先に他の5V5のゲームで5V5を経験したプレイヤーたちでさえもユニークな特徴により、『Vainglory』5V5との違いが分かるでしょう。

私の目的は、私がプレイしたことや他のプロプレイヤーと話したことから得た考察で、皆さんが5V5で実際にどうやって動くべきなのかを理解してもらうことです。

ソブリン・ライズの特徴

「ソブリン・ライズ」の最もユニークな特徴の1つは動く川(ブラッククロー流域)です。
その川は、ミドルレーンからトップもしくはボトムへ流れに沿って移動する時に移動速度バフを与えてくれます。

この川の力により、大抵ミドルレーン付近にいるキャプテンが、即座にトップかボトムにアシストしに行くことができます。これが他の5v5のゲームと主に違う点の1つです。
他にソブリン・ライズの注目すべき特徴は、「流域ショップ」とそのショップに隣接する「回復トレント」です。

もし、レーナー(キャリー)がレーンのミニオンウェーブを押し付けることができ、5分に回復トレントが沸いているジャングルに先に到着できた場合、早急にプッシュすることと、買い物でアイテムの差を作ることによる有利で、相手のレーナーを退けさせることができます。

そして、ショップ付近の回復タレントによって、レーナーは十分すぎるくらいにヘルスを保つことができ、レーンに滞在できます。また、回復トレントは沸くたびに取りに行ってもよいでしょう。

ただし上手いレーナーは、5分になる前にとにかく強引にミニオンウェーブを押して、リコールする機会をしっかり作っています。
その上、レーナーが敵側に近いショップで買い物することは、相手のジャングラーがいる可能性があるので危険です。

メタについて

経験からいって、理想的なチーム構成は少なくとも2人のタンクヒーロー(キャプテンと、ジャングラーもしくはトップかボトムのキャリー)と後半に試合をキャリーするクリスタルのヒーロー、そして、あと2人はその構成に合うヒーローたちです。

その構成に合う2人のヒーローですが、1人はタンクヒーローで、もう1人はクリスタルor武器の遠距離ヒーローがよいでしょう。

トップ/ボトムのレーンの違い

「トップ/ボトム」この2つのレーンの間には確かな違いがあります。
優先すべき存在である武器トレントがボトムレーンに居て、「流域ショップ」はトップレーン側が近いということです。

この2つのレーンは恐らく最も明確に異なり、色々試されています。
その他の3つのロールは、それらのヒーローピックに一貫性がありますが、トップとボトムのピックは頻繁に変えられています

トップ/ボトムでよくあるピック

一般的にどちらか1つのレーンには、「ロナ」「武器アルファ」「グレイブ」「ブラックフェザー」「武器グレース」のような「タンク」よりの武器ビルドのヒーローがピックされています。
そして、もう一方のレーンには、大抵クリスタルか武器の遠距離ヒーローがピックされます。

また、その場合、武器ヒーローが大抵ボトムレーンになるでしょう。その理由は、武器トレントが存在していることです。
もし、武器タンクヒーローと武器遠距離ヒーローが両方ともピックされた場合は、武器遠距離ヒーローに渡すのが良いでしょう。

ボトムレーナーが武器トレントを取る理由

例えば、もし味方のチームに「グウェン」「グレイヴ」がいた場合、グウェンはボトムレーン、グレイヴはトップレーンへ行きます。

もし、味方のチームに「クリスタルソー」「ロナ」がいた場合、ソーはクリスタルなのでトップレーンへ、ロナはボトムレーンへ行きます。

また、タンクヒーローを取らずに2人の遠距離ヒーローを選んだ場合でも大丈夫です。
例えば、「セレス」「ソー」の場合、セレスはクリスタルなのでトップレーン、ソーはボトムレーンへ行きます。

その他の各ポジションおすすめピック

ジャングル

前半から中盤にかけて強い、「コシュカ」「クラル」「武器バティスト」「タカ」「レザ」などがよいでしょう。

ジャングラーは、試合内でキャプテンの次に少ない量のゴールドしか稼げないため、序盤が強いヒーローにすべきです。そうすることで、レーンへのガンクや序盤のプレッシャーを通して試合に影響を及ぼすことができます。

ミドル

キャリー性能の高いクリスタルヒーロー、「ヴァーリア」「サムエル」「セレス」「クリスタルヴォックス」などがおすすめです。

ミドルレーンは、フルビルドになった時点で試合をキャリーするでしょう。なぜならクリスタルトレントが常軌を逸したクリスタル力と追加でクリスタル体力吸収を与えてくれます。

そのため、あまりに大きすぎるダメージを出しながら、クリスタル遠距離ヒーローは無敵になれます。

キャプテン

間違いなく3V3のキャプテンと同じです。
「グレース」「アーダン」が人気のピックになったように思います。多少の違いはもちろんありますが、どのキャプテンヒーローも活躍できるでしょう。

チーム構成の例

トップ、ジャングル、ミッド、ボトム、キャプテンの順番です。

・ロナ、コシュカ、セレス、リンゴ、アーダン
・クリスタルソー、クラル、クリスタルヴォックス、ブラックフェザー、チャーンウォーカー
・武器グレース、レザ、サムエル、グウェン、ランス
・セレス、武器アルファ、ヴァーリア、ソー、グレース
・クリスタルローレライ、武器バティスト、スカーフ、ロナ、アーダン

全体を通して、メタは未だにはっきりしていません、多くのヒーローがピックされる可能性が大いにあります。
その違いはそれぞれのチームやプレイヤーがどのようにチーム構成に取り組んでいるか、そして皆が試行錯誤を通じて何を学んでいるかによります。

そのような過程で3人の遠距離ヒーローを好むチームがいれば、タンクよりで敵に飛び込んでいくヒーローを好むチームもいます。味方が2人のクリスタルキャリーを守るような構成もあるでしょう。

今まで3V3でも、新パッチで何が強いか真に理解するために、他のチームとの練習試合をたくさんしたように、5V5でも練習が必要です。ただし実際にはまだ、チーム間の練習試合もランク戦もありませんがね。

結論として、皆がただ新たな強いピックを探すために実験していくことです。例えば武器バティストジャングルのようにね。

5V5のメタは数週間、数か月と経ち、より多くのゲームをプレーすればするほど、よりはっきりとしていくでしょう。しかし、その時のそのメタでさえもプロレベルでの最適なピックを本当に表していないかもしれません。

最初の動き方

もし、この記事の中で一箇所だけ読むとしたら、この箇所を読んでください!
読んでもらえれば、私の5V5の試合がより楽しいものになり、あなたはプロのローテーションを学ぶことができます

これは、あなたがキャリーとして「回復トレント」をレベル1で狩るようなプレイヤーであれば、絶対に読んでほしい話です。

5V5をプレイすることでの問題点

私は5V5のカジュアル試合にて、誰も何をするべきなのかわかっていないという事に気付きました。
最初の動きにて、ジャングルの最初のミニオンが沸いたら、多くのレーナーは一直線にレーンに向かい、ミニオンウェーブをプッシュしはじめています。
しかし、これには悪い点が2つあります。

1つ目に、レーナーは、全てのジャングルを味方と一緒に狩らないことで、敵のレーナーに比べて経験値を失っています
2つ目に、ミニオンウェーブをプッシュすることによって、そのレーナーはレーンを進みすぎて、簡単にガンク(ジャングルからの攻撃)を受けてしまいます。

これは特に大事な事であり、レーナーはまだ、レベル1で逃げる手段を持っていません
では、レーナーがすぐにレーンに行かないならば、何が最もよいレベル1の動きは何なのでしょうか?

レベル1の動き方

もし、味方のチームのジャングラーが、武器トレントからスタートしていたら、ミッドレーナーとトップレーナーは「クリスタルトレント」を一緒に攻撃しましょう。そして、クリスタルトレントはミッドレーナーに渡すのが良いでしょう。

それから、ミッドレーナーとトップレーナーは、左下の2体のミニオン→トップレーン方面へ上がって、回復トレントと、全てのオブジェクトを一緒に狩ります
また、この場合はトップレーナーが全ての攻撃をタンクして、最後に回復トレントを取り、ヘルスを最大まで回復するべきでしょう。

武器トレントは誰がもらうべきか?

一方でジャングラーとボトムレーナーは、一緒に「武器トレント」からスタートします。
武器トレントはジャングラーかレーナーどちらが取るかはヒーローによります

もし、ジャングラーが「クラル」で武器トレントの持つ強さをガンクで発揮できるならば、その時はクラルが武器トレントをもらいます。
またはレーナーが「ソー」などで武器トレントを使って相手のレーナーをコテンパンに負かす事ができるならば、その時はソーが武器トレントをもらうべきです。
武器トレントに関しては本当にヒーローと序盤の戦略によります。しかし、大抵ジャングラーが取るのが良いでしょう。

その後、ジャングラーとボトムレーナーは、ゴールドオーク→回復トレントの順に、全てのオブジェクトを一緒に狩ります
また、この場合はジャングラーが全ての攻撃をタンクして、最後に回復トレントを狩りましょう。

素晴らしい!単純明快に理解できましたね。ただ一緒にジャングルを狩ればいいのです
しかし、「キャプテン」はどこにいればいいのでしょうか?

キャプテンは、「ブラッククロー流域」周辺に居て、敵の侵入を「スカウトカメラ」などを使って見張りましょう。
潜在的に、キャプテンは敵の位置を見ることができ、おまけにピングを打つことでジャングラーに伝えることもできます。

ジャングラーがクリスタルヒーローの場合

しかし、待ってください。もし、ジャングラーがクリスタルトレントから狩るときはどうしましょう?
それは既に同じ動きが出来上がっています。ただジャングラーとミッドレーナーの位置が入れ替わるだけです。

ジャングラーは、トップレーン側のジャングルをトップレーナーと共に、ミドルレーナーは、ボトムレーン側のジャングルをボトムレーナーと共に狩ればよいでしょう。

また、誰がジャングルミニオンをタンクするかというのは気にするほどの問題ではありません。攻撃を全てタンクしたプレイヤーが最後の回復トレントをとれば良いのです。

このパターンにおいては明白ですが、ジャングラーがクリスタルトレントを、そしてボトムレーナーが武器トレントを取るのがよいでしょう。

まとめ

これでやっとまとめることができます。あなたとあなたのチームメイトが賢いプレイヤーであり、この動きを実行しているとします。
そして、あなたの対戦相手がこの動きを知らず、一緒にジャングルを狩ることの有用性を理解していなかったとします。

相手は直接レーンへ行き、ミニオンウェーブをプッシュし始めます。
ジャングラーがどこからスタートしたかによりますが、相手ジャングラーは、トップ側もしくはボトム側の回復トレントを最後に狩るでしょう。

どちらからスタートしていようと、味方チームのジャングラーと同行しているレーナーは簡単にレーンへ移動し、最初の動きでミニオンウェーブをプッシュしてしまった敵のレーナーをキルすることは容易です。

「ttigers」選手プロフィール

2017年World Championship優勝チーム「Tribe Gaming」のジャングラー。

「Mokson」氏プロフィール

eStream所属のゲームキャスター
『Vainglory』の解説や「ドラゴンクエストライバルズ」の番組MCなど担当。

最新記事

これからVaingloryを始める方へ

Vainglory World Championship