『Vainglory(ベイングローリー)』- 「VIPL」3日目の大会レポート!各国ベテランチームの戦術が光る...!

『Vainglory(ベイングローリー)』の国際リーグ「Vainglory International premier league」の大会レポート!3日目の試合内容や、現地の様子を振り返ろう!

2015/12/12 19:00

「VIPL」3日目

12月3日(木)より、韓国にて開催中の「Vainglory International premier league」のレポートが、またまたAdobee氏から届きました!

3日目は「GankStars vs Wild」、「Hunters vs SK Gaming」、「Invincible Armada vs WEV」と、大会実績が多いチームが勢ぞろいしていました。確かな経験によって生み出された戦術のポイントとは...!?

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「VIPL」レポート -3日目-

みなさんこんにちは!

今回の記事で現地レポートも3回目、グループ予選も中盤へと差し掛かってまいりました。引き続き現地から、ホットなレポートをお届けしたいと思います!

第1試合 GankStars vs Wild

まずは「GankStars vs Wild」の試合です。

GankStarsは皆さんご存知の前回大会王者、対するWildは地元韓国のチームで、1試合目のDMG戦では非常にアグレッシブなスカーフ、そしてロームのWildMonG選手のムードメイクで1勝を手にしています。ピック&BANは...

BAN...アーダン・コシュカ。
GankStarsピック...グレイブ・スカイ・フォートレス。
Wildピック...リンゴ・セレス・キャサリン。

となりましたが、やはり今大会はドラフトピックということもあって、このピックの段階から非常におもしろい試合だなと感じました。
個人的な考察ですが、GankStars側は、“敵のピック(リンゴ)を見て、グレイブとスカイのロールをスワップ(変更)した”のではないかなと思います。

まず、GankStarsがスカイを1stPickした時点で、Wildは“レーンスカイ”であると予想したはずです。その後、それを基準に両チームがピックを重ねていったところで、GankStars側はジャングルとレーンの初期展開を考え、“ブック・オブ・ユーロジーを持ったグレイブがレーンを担当した方が安定する”と、試合開始前に判断したのでしょう。
グレイヴを操っていたCullTheMeek選手は、普段から配信等でもレーングレイヴをプレイしているので、それを加味したやりとりがあったのではないかと感じます。

これが功を奏しGankStarsはジャングルの制圧に成功。レーンもFeedすることなくCSを重ね、有利な試合展開のままGankStarsが勝利を得ました

チーム内でのヒーロープールやロールの幅があれば、BANやピックが決定した後でも、敵の構成に合わせて臨機応変な再配置ができる。ということを改めて感じさせられる試合でした。

第2試合 Hunters vs SK Gaming

続いて「Hunters vs SK Gaming」の試合。あとがないSK Gamingでしたが、結果的には2敗を喫してしまいました。

Huntersはコシュカ・フォートレス・スカイ。SK Gamingはアーダン・ロナ・アダージオという構成でしたが、SK Gamingの構成は1日目のGankStarsと同じですね。
この試合でHuntersが勝利した要因は、構成によるところが大きかったと感じました。

・Hunters側のコシュカとフォートレスは、序盤のジャングル管理が得意なヒーロー。
・集団戦での瞬間火力は圧倒的にHuntersの構成のほうが有利。
・SK Gaming側のハードCC(スタン技)よりもHunters側のハードCCのほうが刺さりやすい。


具体的には上記のような点が勝敗を分けたのかと思います。

SK Gaming側としては“アダージオのヒールとバフをロナにつけ、持続火力をAOE(範囲ダメージ)で出していく”という展開をしたかったのだと思いますが、ロナでは集団戦でスカイまで接近できません。

ダメージソースはロナに頼らなければいけない構成なので、どうしてもロナが奥に突っ込んでいく必要がありました。しかし、そうなってしまうとむしろHuntersとしてはありがたい集団戦になり、突っ込んできたロナに対してコシュカのUltを放ち、そこにスカイのUltやスキル攻撃を合わせてロナを落としていました。

ロナさえ落としてしまえば高ダメージを生み出すヒーローはいないので、積極的に集団戦を戦い切ることができます。対してSK Gaming側は例えスカイを落とせたとしても、コシュカを無視できないため、チーム内でのフォーカスにも迷いがあったかと思います。

序盤から敵のマップコントロールを取っていた点も、Huntersにとって非常に楽に試合を進められたポイントだったと思います。

第3試合 Invincible Armada vs WEV

第3試合は「Invincible Armada vs WEV」

今回会場に見に来たお客さんが過去2日間よりも異常に多かったのは、“この韓国チーム同士のマッチアップを見に来た人が多かったから”、というのもある気がします。その期待を裏切らない、とても良い試合でした。
お互いにコシュカ、リンゴBANということで、「EA同士なだけあって、EA Metaを意識したBANだなあ」と思いました。誰が使っても序盤からアドバンテージを取りやすいコシュカと、アーリーゲーム展開に非常に相性がよく、Liege選手のメインヒーローでもあるリンゴをBAN。理にかなっています。

その後、WEVはスカイをファーストピック。セレスが選択可能な状況だったため少し驚きましたが、なにかしら敵のピックを読んだ上でのカウンターピックだったのでしょう。

しかし、さらに驚いたのはその後です。

リンゴをBANしている状況で、INV側はヴォックスとセレスしたのです。この段階からINVの高度な戦略が牙を剥きます。
まず、INVというチームは「レーナーのdruid選手にCS(ラストヒット)を集めるチーム」です。この試合で300CS以上を取っていたところからも分かるように、“彼をいかにキャリーさせるか”“ジャングルとロームがいかに彼の強さを引き出すか”という点を重視しています。そのため、レーンでのアドバンテージが取れるかどうかが大切になってきます。

ここでもう一度ドラフトピックに戻ってみると...Liege選手のヒーロープールである選択肢が、すべて消されているのです。ヴォックス、セレス、スカイ、リンゴが潰されているため、彼はスカーフを取る事に...。

これはWEV側がファーストピックでセレスを取った場合でもINVはスカイ、ヴォックスをピックし、同じ展開を作っていたでしょう。

序盤から中盤くらいまでは、WEV側が試合を有利に進めていたように見えましたが、結局はINVが勝利をものにしました。このレベルでの試合になると、普段使い慣れていないヒーローを使わされるというのはかなりのマイナスポイントです。

レーンの優位性を確保するというINVの特色が、戦う前から見て取れた試合でした。また、レイトゲームになってしまったので、コンスタントにハードCC(キャサリンのスタン)を打てるINVのほうが戦いやすかったのかもしれませんね。

日曜日のUniversalCivils戦に向けて、気力十分

さて、次はいよいよ日曜日、日本代表の試合です!

対する相手はチーム「Infamous」。ここを逃すと決勝トーナメントへ進むことが非常に難しくなってきます。

対戦相手の情報が少ない中での練習なので、難しい部分は多くありますが、選手を信じて応援していただければ、きっと勝てると思います!選手は勝つ気満々です!

歴戦の猛者たちは、やはり強かった

3日目に勝利を手にしたチームは「GankStars」、「Hunters」、「Invincible Armada」の3チーム。やはりベテランチームは強しですね。

続く4日目には、ついに「UniversalCivils」の2回戦が行われます。相手は東南アジアの強豪「Infamous」。なんとしても勝利を掴み取ってほしいと思います!

なお、このレポート記事は「VIPLレポートまとめページ」にて随時リストアップされていきます。また、「VIPL」の詳しいルールやスケジュールなどは、コチラの記事をご覧ください。

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