『Vainglory(ベイングローリー)』- 「VIPL」6日目の大会レポート!ついにグループリーグ最終日だ!

『Vainglory(ベイングローリー)』の国際リーグ「Vainglory International premier league」の大会レポート!6日目の試合内容を、Adobee氏のレポートを通して振り返ろう!

2015/12/23 19:00

「VIPL」6日目

12月3日(木)より、韓国にて開催中の「Vainglory International premier league」。Adobee氏から6日目のレポートが届きました!

6日目の試合は、「Phobia vs Wild」、「SK Gaming vs G2 Esports」、「WEV vs Infamous」の3つ。ついに最終日を迎えたグループリーグ、各グループの1位チームはもちろん、本大会には「ワイルドカードマッチ」があるため、2位通過のチームの動向も目が離せません!

「VIPL」レポート -6日目-

みなさんこんにちは。今回も韓国から試合レポートをお届けします!

グループリーグの決着とも言える各試合を、詳しく見ていきましょう!

第1試合 Phobia vs Wild

まずは第1試合、「Phobia vs Wild」の一戦です。両チームともに韓国のチームなので、普段からマッチングしている可能性が高く、同じEAとしても見応えのある試合だったのではないでしょうか。バンとピックは下記の通りになっていました。

【Phobia】バン...コシュカ ピック...セレス、アーダン、ヴォックス
【Wild】バン...スカイ ピック...スカーフ、キャサリン、ペタル
この試合は非常に拮抗した試合でした。随所にお互いのいいところと、うまく噛み合わなかったところが見えており、その中でも僕の印象に残ったのは、“2つのポイント”です。

1つ目は、“ロームヒーローのピック差”。一般的に、大会パッチではアーダンがOPとされています。しかし、この試合のような長期戦になればキャサリンのほうがロームヒーローとして優秀です。コンスタントに「容赦なき追撃」のスタンを敵に放つことができ、さらに3.5秒のサイレンスも持っているため、キャサリンを相手にする集団戦は非常に分が悪いと言えます。

2つ目は“最後の集団戦でのペタル”です。
アーダンのUltにWildのペタルが捕まってしまいます。そしてそこに合わせてヴォックスとセレスもUltを放ち、ペタルを落としにかかりました…が、なんとペタルはセレスのUltにあわせて「トランポリン」で射程外に脱出したのです
予期していたのか、咄嗟の反射がそうさせたのかは分かりませんが、結果的にセレスのUltは誰にもヒットせず、ヴォックスのUltもダメージを出しきれず、PhobiaのUltは空撃ちに終わりました

こうなってしまうと、レーナーとジャングラーのUltが残っているWildのほうが断然有利。キャサリンのスタンも有効活用しながら敵のヴォックスとセレスと落とし、ベインクリスタルを叩き割ることに成功しました

セレスのUltがペタルに当たっていればPhobiaが勝っていたと思います。

第2試合 SK Gaming vs G2 Esports

第2試合は、どちらもEUチームである「SK Gaming(以降、SK) vs G2 Esports(以降、G2)」の一戦。バンとピックは下記の通り。

【SK】バン...スカイ ピック...キャサリン、ジュール、コシュカ
【G2】バン...アダージオ ピック...アーダン、ロナ、セレス
今大会で初めてジュールがピックされた試合でした。ジュールはSKのBayu選手のメインヒーローなので、「やっとピックしてきたか」という感じでした。

この試合、結果はSKの勝利となるのですが、勝てた要因としては“ヒーロー構成”が大きなポイントであると考えられます。簡単に回避ができ、クールダウンが長いアーダンのUltを除けば3スタンvs1スタンの戦いです。

コシュカがいることにより、序盤からジャングルのコントロールを取られてしまったG2側は終始非常に厳しい展開を強いられている一方、SK側のジュールは順当に育っていき、ビルドのWPにより、「サンダーストライク」のダメージもかなり驚異的なものとなっていました。

レイトゲーム展開でもそうですが、一度有利を取ってしまうとどうしてもキャサリンのほうが強くなってしまいます。今大会でも珍しいほどのワンサイドゲームとなってしまいました

第3試合 WEV vs Infamous

今大会グループステージの最終試合となった第3試合は、「WEV vs Infamous」。バンとピックは下記の通り。

【WEV】バン...アーダン ピック...リンゴ、セレス、アダージオ
【Infamous】バン...コシュカ ピック...スカイ、キャサリン、グレイブ
この試合も甲乙つけがたい、非常に拮抗した試合でした。中でも、Infamousがとった序盤のゲームメイクが非常に素晴らしかったと思います。

「リンゴvsグレイブ」というマッチアップに、相手がLiege選手ということもあり、グレイブのファームはかなり厳しい状況となっていました。そこでInfamousはスワップを行います。スワップとは、“試合の途中でロール(レーンとジャングルなど)を交換すること”で、皆さんも「レーナーがリコールしている間、一時的にジャングラーがレーンを担当する」というような経験はあるかと思いますが、スワップの場合はかなり長い間、もしくは試合が終了するまでロールを交換することを指します

今大会でスワップを行ったチームは、恐らくInfamousが初めてではないでしょうか。リンゴ相手にかなり押されていたInfamousですが、スカイとグレイブをスワップし、キャサリンはレーンブッシュに待機、グレイブに1人でジャングルのファーミングをさせたことで、大きく持ち返すことに成功していました。

それ以降、軍配はInfamousに傾き始め、「このまま押しきれるのでは」といったところまできましたが、勝敗の行方はクラーケンまわりの戦いで下されることとなります。

味方2人がやられている状況で、InfamousはWEVがクラーケンをやり始めたのを確認。Infamousのスカイはクラーケンをスティールしようとしましたが、それをWEVが許すはずも無く...キルを取られ、エースとなり、Infamousのベインクリスタルは破壊されてしまいます。最後の最後で勝利を掴んだのは、WEVだったのです。

この場面では間違いなく味方の復活を待ち、敵にクラーケンを渡し、3人で自陣タレット付近で集団戦を仕掛けるべきだったと思いました。ここでクラーケンをスティールするメリットが何一つ無かったからです。

しかし、このような大きい舞台では正しい判断ができなくなってしまうことも往々にしてあるので、結果だけで全てを判断するのは難しいと言えます。特にMamamia選手は「VIPL」初出場のプレイヤーだったと思うので、尚更そう感じました。

グループステージ終了

これにより、グループステージの全日程が終了し、

Aグループ:GankStars
Bグループ:Ardent Alliance
Cグループ:Invincible Armada


以上のチームが、無条件で決勝トーナメント進出を勝ち取った形となります。そして、各グループ2位のWild、Hunters、WEVの3チームによる「ワイルドカードマッチ(敗者復活戦)」が12月31日(木)に行われます

それまで「VIPL」は一時休戦となりますが、またその際に現地からのレポート記事をお届けします!

ワイルドカードマッチも見逃すな!

というわけで、グループリーグは終了。やはりGankStarsinvincible Armadaなどの強豪チームが堂々と予選を通過してきました。ワイルドカードに潜むHuntersもまだまだ優勝の範囲内と言えます。

上記にもあった通り、「VIPL」は12月31日(木)まで祝日関連で一旦休みとなりますが、進出チームの面々は確実に“最後の仕上げ”を行うことでしょう。31日(木)以降の試合展開にはさらに注目していきたいですね!

なお、このレポート記事は今後も継続予定。「VIPLレポートまとめページ」にて随時リストアップされていきます。また、「VIPL」の詳しいルールやスケジュールなどは、コチラの記事をご覧ください。

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