『Vainglory(ベイングローリー)』- 「VIPL」7日目の大会レポート!ワイルドカードマッチの激闘だ!

『Vainglory(ベイングローリー)』の国際リーグ「Vainglory International premier league」の大会レポート!7日目に行われた試合内容を、Adobee氏のレポートを通して振り返ろう!

2016/01/04 17:00

「VIPL」7日目

12月3日(木)より、韓国にて開催中の「Vainglory International premier league」。その7日目についてのレポートがAdobee氏より届きました!

再び動き始めた「VIPL」の7日目は"ワイルドカードマッチ"。決勝リーグへの復活権を得るため、「Wild vs Hunters」、「Hunters vs WEV」、「Wild vs WEV」の3試合が行われました。各試合のポイントをおさらいしましょう!

「VIPL」レポート -7日目-

みなさんこんにちは!「VIPL」7日目、ワイルドカードマッチの試合のレポートをお届けしていきます。

今回のワイルドカードマッチは、各グループ2位のチームから決勝トーナメントへ出場するチームを決める試合となっています。

第1試合 Wild vs Hunters

最初に行われたのは「Wild VS Hunters」の1戦。Huntersは前回大会で準優勝の成績を残しているチームなので、非常に期待が高まっていたと思います。

【Wild】バン...アーダン ピック...コシュカ、キャサリン、ヴォックス
【Hunters】バン...スカーフ ピック...スカイ、セレス、フィン
この試合は非常に拮抗していました。両チームいくつかキーポイントとなる集団戦がありましたが、お互いに取っては取られのシーソーゲームで進行していたように思います。

結果的にはHuntersが負けてしまいましたが、Huntersがバンピックの際に見せた"スカーフバン"という選択は、非常に良いものだったと思います。

大会のパッチでは、特段OP(OverPower)ヒーローでもないスカーフですが、Nightray選手は強力なスカーフの使い手です。このことはこれまでのWildの試合を見ていた方ならお分かりでしょう。

このように、"特定の対戦相手の得意なヒーローをバンする"ということを「メタバン」と言います。Huntersがメタバンをしたことにより、Nightrayはスカーフを使うことができず、ヴォックスをピックする結果に。

このような競技的シーンにおいては、パッチに対してのバンだけでなく、対戦相手を研究し、その相手の得意ヒーローをメタバンするという手法もよく見られるため、様々なヒーローを高いレベルで使えるように用意しておくことが大切です

第2試合 WEV vs Hunters

次は「WEV vs Hunters」。1戦目で負けてしまったHuntersにとっては、後が無い試合でした。

【WEV】バン...スカイ ピック...コシュカ、ヴォックス、キャサリン
【Hunters】バン...リンゴ ピック...アーダン、アダージオ、ロナ
ここでもHuntersはメタバンを実行。Liege選手の得意ヒーローであるリンゴを選択します。それに対してWEVはパッチに対してのバンとして、スカイを選択しました。

GankStarsなどでも見られたアーダン、アダージオ、ロナという構成で挑んだHuntersでしたが、本試合ではわずか16分あまりで敗退することとなります。

恐らくHuntersは、「ロナにアダージオの〔怒りの使者〕でバフを付与し、ロナが飛び込んだ後、折りを見て〔炎の賜物〕の回復を付与。周囲の敵に対してロナUlt+アダージオの燃焼ダメージで範囲的に削っていく」という試合運びをしたかったんだと思います。

こうすることで、ロナはTier3武器を購入せずとも十分な火力を出すことができ、その分のお金を防具類へ使うことによって、序盤からタフなプレイが可能になります。

しかし、裏を返せばこの戦略は「アダージオがきちんと育つこと」「しっかりとジャングルのファームができること」が条件になってくるのです。

流石にWEVもその辺りは察知していたのでしょう。ロナが飛び込むのと同じ様に、ブリンクスキルで自由に距離を詰められるコシュカをピックし、Huntersに思い通りのプレーをさせない立ち回りで対抗していました。

キャサリンもいるので、入ってきたロナをスタンさせることも容易だったのでしょう。結果としてWEVのカウンターがしっかり決まっていた試合でした。

第3試合 WEV vs Wild

第3試合は「WEV vs Wild」。お互いHuntersに1勝を収めている2チームの戦いでした。

【WEV】バン...アーダン ピック...コシュカ、スカイ、タカ
【Wild】バン...リンゴ ピック...キャサリン、アダージオ、スカーフ
ピックを見れば分かる通り、この段階から非常に面白い試合になることが目に見えていました。

Wildを先行として始まったバン/ピックのターン。一番最後のロームヒーローを悩んでいたWEVでしたが、結果的にタカをピックしていました。これこそまさにドラフトピックの試合だからこそ見れるシチュエーションだったと思います。

Wildがピックをしたアダージオ&スカーフは瞬間火力を出せるヒーローというよりは、遠くからスキルなどのレンジを活かして攻撃をしたり、味方に回復・バフをかけたりと、じわじわ戦うことが得意なヒーローです。

そのためこの2体は、高い機動性と瞬間火力を持つヒーローを取り入れた構成に不利と言えます。

後行ピックの強みを活かし選んだロームタカ。まさに世界レベルのカウンターピックだなと素直に感動しました。相手の構成を事前にリサーチして、研究をした上でコシュカ+タカという構成を練習していないとできない組み合わせだからです。とてもぶっつけ本番で成せる技ではないと感じました。

おそらくこのピックの段階で、WEVとしては「ハマった!」という感じだったのでしょう。

タカとコシュカに苦しめられたWildは、ジャングルの主導権をWEVに握られてしまいます。また、Wildのアダージオ+スカーフという組み合わせもシナジー(相乗効果)を生みにくい選択だったかもしれません。
「タカのウォーホーンで肉薄し、スカイとコシュカがスキルで高ダメージを与える」という戦法は勢いを増し、終盤はWildからエースを奪い続けます。終盤のエースを取られてしまうと差が開く一方となり、見事"ワイルドカードマッチ"を制し、決勝トーナメントへの切符を掴み取ったのは、WEVでした!

3試合を通して、"ドラフトピックというのはどこまでも奥が深い要素だな"と改めて感じた7日目でした。

戦いはついに、決勝リーグへ...!

というわけで、"ワイルドカードマッチ"を制したのはグループCの「WEV」!「VIPL」は、彼らを交えて決勝リーグへと突入しました!ここからはさらに洗練された試合が期待できます!

なお、この「VIPL」レポート記事は、「VIPLレポートまとめページ」にて随時リストアップされていきます。また、「VIPL」の詳しいルールやスケジュールなどは、コチラの記事をご覧ください。

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