『Vainglory(ベイングローリー)』- 「VIPL」8日目の大会レポート!「WEV」と「INV」による準決勝戦だ!

『Vainglory(ベイングローリー)』の国際リーグ「Vainglory International premier league」の大会レポート!8日目の試合内容を、Adobee氏のレポートと一緒に見てみよう!

2016/01/05 12:00

「VIPL」8日目

12月3日(木)より、韓国にて開催中の「Vainglory International premier league」。現地にいるAdobee氏から、8日目のレポートが届きました!

"ワイルドカードマッチ"を終え、完全にグループリーグから決勝リーグへと移行した「VIPL」。世界の頂点はかなり目前まで迫っています...!

そんな8日目に激闘を見せてくれたチームは「WEV」「Invincible Armada(以降、INV)」。彼らの戦いぶりを細かく見ていきましょう!

「VIPL」レポート -8日目-

みなさんこんにちは!新年を迎えて2016年!
年明け最初の試合である、「WEV vs INV」をレポートしていきたい思います!

この試合は両チームお互いに相手のことを十分によく把握した上でのマッチアップでした。なぜかというと、WEVというチームはINVの分家のようなもので、普段から一緒に練習などを行っています。WEVのメンバーも元はINVなのです。

第1試合

緊張の1戦目。準決勝からはマッチ形式がBO3となるため、合計3セット中2セットを先取したチームが勝利となります。バンピックは下記のとおりでした。

【WEV】バン...ヴォックス ピック...スカイ、タカ、アーダン
【INV】バン...リンゴ ピック...セレス、コシュカ、キャサリン
これはお互いに、"両チームのレーナーの得意ヒーローをバンした形"です。いたってスタンダードなバンと言えます。ピックもごくごく標準的で、INVがセレスをピックしたのを見て、WEVはカウンターとなるタカをあてた形になりました。

試合が始まって「らしくないな」と感じたのは、INVのWine選手が操るコシュカが、カウンタージャングル(敵のジャングルに侵入していく行為)をあまり行わなかった点です。

コシュカは序盤に強いヒーローの代名詞ですが、決勝戦へ向けた大事な試合ということで、慎重になっていたのかもしれません。序盤で冒険をして出鼻をくじかれてしまうと、タカを育ててしまい、セレスを十分に活かせないという点を危惧したのか、INVにしては消極的なプレイスタイルだなと感じました。

試合の中盤、ジャングルショップ付近で起こった集団戦では、セレスがアーダンのUltで捉えられてしまうシーンが。この時セレスは反射ブロックを持っていたのですが、完全に使いそびれており、結果としてタカに倒されてしまいます。この集団戦で有利を取ったWEVは金鉱山を獲得。非常に良いゲームメイクの1ピースを作れていたと思います。

しかしその上をいったのがINVの立ち直り。セレスの安定したファーム量もあってか、かなり早い段階でフロストバーン、ブロークンミス、イーブ・オブ・ハーベストという、強力なCP系のTier3アイテムを購入します。

これ以降の集団戦では、WEVのタカが突っ込んできたところにしっかりとキャサリンがスタンを入れ、まずセレスを逃がす。その後コシュカが前線を繋いでいる間に、改めてセレスが戻り、スキルでしっかりダメージを出していました。この堅実な戦い方により、集団戦でのダメージ交換はINVが圧倒的に勝利します

再生の泉イーブ・オブ・ハーベストからの回復を受けている状態のセレスは、バーストダメージに優れたタカであっても、そう簡単には落とせません。

その結果、第1試合はINVの勝利となりました。

第2試合

そしてすぐさま第2試合。WEVとしては負けられない1戦です。

【INV】バン...リンゴ ピック...スカイ、フィン、コシュカ
【WEV】バン...アーダン ピック...ヴォックス、キャサリン、ケストレル

なんと今大会では初参戦となるケストレルをピックしたWEV。それに対してINVは、コシュカスカイというダブルCPをピックしています。
この試合で注目していただきたいのが1点、"druid選手が操作するスカイのCS量"です。

試合が終わってみれば敵レーナーであるLiege選手のヴォックスと100ものCS差がついていました。どんなにキルが動こうと、CSだけで6000ゴールド前後の差があります。Tier3アイテムが2つ買えるだけのCS差がついていたことになります。

これは決してLiege選手のCSが少なかったわけではありません。"druid選手のCSがずば抜けて多かっただけ"なのです。しかし、このCS量こそが今大会におけるINVのもっとも恐れるべきポイントであり、強みなのです。

海外の実況でも「今までこれほどCSを獲得する選手を見たことがない。彼はファーミングマシーンと言える」と賞賛されていました。実際にそうだと思います。

MOBAというゲームにおいて、試合を勝利に導くために大切なことはいくつかありますが、その中でもCSというのは最も大切な項目の1つです。

試合のキル数、タレット破壊数、クラーケン討伐数に関係なく、ただ単純に"相手とのお金差"を生み出すことができます。ちりも積もれば山となるといった言葉がぴったりな試合でした。

こうして本試合もINVが勝利となり、INVの決勝戦進出が確定しました!

次回、9日目はGankStarsとArdentによる北米同士の対決です。INVは、この2チームの勝者と決勝戦で戦うことになるのですが、個人的にはdruid選手をどうにかしない限り、勝利はありえないと考えています。

INVが堂々決勝進出!まさに"無敵艦隊"だ!

というわけで第1準決勝の勝利チームは、韓国の「Invincible Armada」!

正確無比の天才レーナー、druid選手を主砲としたその戦術は、まさに"無敵艦隊"そのものと言えます!続くの第2準決勝では、前回大会覇者「GankStars」と、ShinKaigan選手が率いる「Ardent Alliance」が戦いますが、果たしてどちらが決勝に進むのか...!9日目の試合内容に期待が高まります!

また、この「VIPL」レポート記事は「VIPLレポートまとめページ」にて随時リストアップされていきます。また、「VIPL」の詳しいルールやスケジュールなどは、コチラの記事をご覧ください。

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